暖かくなると汗気になりませんか?
5月になり、ようやく寒さも和らぎ少しずつ暖かくなってきましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
暖かくなり始めると気になる症状の一つに脇汗、手汗などの多汗症があります。
原発性腋窩多汗症とは
明らかな原因がないにもかかわらず、日常生活で困るほど過剰に脇汗が出る疾患です。
日本ではおよそ20人に1人がかかる、決して珍しくない病気です。
特定の原因がなく症状が6ヶ月以上続き、以下の項目に2つ以上あてはまる場合に、診断されます。
・最初に症状が出るのが25歳以下であること
・左右同じように脇汗がでること
・睡眠中は発汗が止まっていること
・1週間に1回以上、過剰な脇汗が出ること
・家族にも同じ疾患の方がいること
・脇汗によって日常生活で困ることがある
治療は神経からの汗を出す指令をブロックする塗り薬やシートタイプが主な治療薬となります。
原発性手掌多汗症とは
特に病気などの明らかな原因がないにもかかわらず、手のひらに日常生活に支障をきたすほど、沢山の汗が出てしまう状態です。
多くは10代の頃に症状が現れ始め、学校生活にも支障をきたしていることがあります。
国内で約493,1万人いると推計されており、決して珍しくはありません。
原発性腋窩多汗症と同様に診断基準によって診断されます。
こちらも外用薬での治療が基本となります。
多汗症の治療は続けることが大切です!
効果の実感には個人差がありますので、使い続けることで日常生活での
お困りごとが少しずつ減っていくかと思います。
なかなかご相談しにくいこともあるかと思いますが、お悩みの解決にお役立ていただければと思います🌸
また、院内には持ち歩きに便利なサイズのデオドラントシリーズ(スティックタイプ、クリームタイプ)のご案内もあります!
外出先で使いたい、ちょっと汗が気になる、、、そんな方にはお勧めです!
朝塗るだけで長時間、夜まで効果が持続し、塗り直しの手間がいりません。