１２月になり徐々に肌寒くなってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか？

寒くなると気になるのがお肌の乾燥です⛄

最近当院でもお肌の乾燥が気になり来院される患者様が増えてきました！！

 

乾燥しやすい部位としては皮脂の分泌の少ない部位となりますので、顔であれば目や口周り、首です。

身体は露出している部位が乾燥しやすいため、手・肘・膝・脛、踵なども気になるかと思います。

肌が乾燥すると、お肌のバリア機能が低下しかゆみを生じやすくなります💦

痒みがある部位を掻いてしまうと、更に皮膚のバリア機能が低下し、わずかな刺激でも痒みを生じてしまい、悪循環に陥ってしまいます。

乾燥肌による痒みの場合はできるだけ掻かないことが大切ですが、どうしても我慢できない時は冷やすことも効果的です。

冷やすことで知覚神経の興奮がおさえられるため、かゆみが治まります。

強い痒みを生じている場合は早めに受診し、塗り薬や痒み止めの内服などを併用して悪化しないようにすることが大切です！

 

また、乾燥予防としては保湿をすることが何より大切です！！

保湿剤はすりこむようにするのではなく、優しく押さえてなじませるようにすることで皮膚への刺激なく肌を保護することができます。

保湿剤には皮膚表面に油分の膜をはって蒸発を防ぐものと、水分を保持して高い保湿作用を有するもの（親水性成分）があります。

親水性成分はヘパリン類似物質や尿素に配合されています。

軟膏、クリーム、ローションタイプ等様々ありますので、ご自身に合ったもの、保湿効果の高いものを選択するようにしましょう。

これから更に寒さが厳しくなり、湿度も下がりお肌が乾燥しやすくなるかと思います。

乾燥による皮膚症状の悪化を防ぐためにも気になる場合は早めにご相談下さい🌸