メニュー

足水虫について②~爪の水虫編~

[2023.06.23]

こんにちは、梅雨に入ってじめじめした日が続いてますね。😥
今回ブログで発信するのは、つめの水虫【爪白癬】(つめはくせん)という病気についてです。

★爪白癬(つめはくせん)とは・・・

足の皮膚と同様で白癬菌という真菌が原因の爪の感染症です。

 

★症状について

白癬菌が爪に入り込んで増殖すると、その部分が白色や黄色に濁って見えるようになります。
また、爪白癬が進行すると、爪の厚みが増し、ボロボロなっていきます。
通常、痛みや痒みなどの自覚症状はなく、爪が厚くなった際に靴などに押されて痛みが出ることがあります。

足白癬や爪白癬によって生じた小さな傷がきっかけで、皮膚に炎症をきたす蜂窩織炎(ほうかしきえん)などの重い細菌感染症をきたすことがあります。
特に糖尿病の患者様は蜂窩織炎を起こしやすかったり、進行も早く、糖尿病性壊死の原因にもなるため、注意が必要です。

★検査方法

前回のブログで紹介した水虫について①と同じ方法の顕微鏡で行います。

検査時間も5~10分ほどで終了します。

 

★治療方法
爪白癬の治療には抗真菌薬(白癬菌などの真菌を壊死させる薬)が用いられます。
抗真菌薬には塗って治す外用薬と飲んで治す内服薬の2つがあります。

①外用薬・・・クレナフィンやルコナックという外用薬を爪に直接塗る治療方法です。マニキュアを塗るようにお薬をぬります。

②内服薬・・・ネイリンという内服薬を1日1カプセル、1日1回(3カ月間)内服する治療方法です。他にも内服薬は様々あります。

ただし内服薬は肝機能に影響が見られることがあるため、採血結果を確認し医師との相談が必要です。

※足の爪がキレイに生え変わるまでは約1年かかると言われており、根気強く治療を続ける必要があります。

 

爪白癬へは爪切り行うことで5カ月以降ですべての爪に改善がみられ、治癒に繋がっていることが症例試験で認められています🌟

逆に全く行わなかった場合は、1年たっても改善を認められないこともあります😥

 

🌸ご自身で爪切りが難しい方は爪切りのみも可能ですのでお気軽にご受診・ご相談ください。😊✨

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME