しもやけについて
年も明け、寒さも増してきましたね☃💨
今日は、寒い時期に起こりやすい[しもやけ]についてです💁♀️
しもやけとは、医学的に凍瘡(とうそう)といい、冬の寒さなどにより血行が悪くなることで、手足の指先や耳たぶなどが赤紫色に腫れるものです。痛痒さを伴い、ひどくなると水ぶくれができたり、破れて潰瘍ができることもあります。
しもやけは、一日の気温差が10度以上になると起こりやすく、冬の終わりから、春先にかけての寒暖差の大きい季節に多く見られます。「寒さ」と「暖かさ」の刺激が繰り返され、血管の収縮や拡張が繰り返されることで血液の循環に障害が起こり、手足などの抹消の血管では血行のコントロールがしにくくなり、赤く腫れたり、かゆくなったりという症状が起こります。
しもやけは、春になり気温が高くなってくると、自然に治ることもありますが、たかがしもやけと放置してしまうと重症化してしまうこともあります。
しもやけの主な治療法は、ビタミンEなどの血行促進成分を配合した保湿剤を用います。またかゆみや炎症が起こっている場合には、ステロイド外用剤で炎症を抑えます。患部に水疱が出来ていたり、掻き壊して化膿してしまっている場合は、細菌の増殖を抑える抗生物質含有の外用剤などを使用します。
また、早期治療に加えて、日常生活における予防も重要です☝
🌷しもやけ予防で日常生活で気を付けること
⭐防寒対策はしっかり
手足の先や耳が冷えないよう手袋や厚めの靴下や耳当てを使用するのもおすすめです。
⭐手洗い後はしっかり水分をふき取る
⭐きつめの靴は履かないようにする(きつめの靴は血行を悪くします)
⭐血行促進効果のあるビタミンEを多く含む食べ物を食べる。(アーモンド・落花生・大豆・ごま・卵
・モロヘイヤ・かぼちゃ・アボカド等)
⭐温水と冷水を使った血行促進方法
しもやけのできやすい手や足を、[42°位のお湯]と[冷水]に2.30秒ずつ交互に浸します。この温めて、冷ますを5回程繰り返す。洗面器を使用するとよいでしょう。入浴の際にもできますし、お風呂場でなくても洗面器があればできるので、手軽にできる方法です❗
しもやけに注意して寒い冬を乗り切りましょう😉