水いぼについて
こんにちは🌷
5月に入り、暖かい日が続き、汗ばむ時期になりました🌞
今回は暑い時期に流行する水いぼについてご紹介します🌝
水いぼって?
伝染性軟属腫と呼ばれ、軟属腫ウイルスによる小さなイボです。
幼児から小学校低学年のお子さんに多くみられます。
どうやって感染するの?
スイミングプールなどでウイルスの付着したタオルやビート版を介して感染します。
また、人から人への直接的な接触や、掻いたり引っ掻いたりすることで自分自身の皮膚にだけでなくご兄弟にやお友達にも感染させてしまいます。
そのため、スイミングスクールや幼稚園・保育園でのプール環境による集団感染、乾燥肌やアトピー性皮膚炎のお子様に好発する傾向にあります。
どんな症状?
やや光沢のある肌色~白みがかった円形の丘疹がお腹や脇の下、膝の裏など皮膚の薄いところや擦れやすいところ好発します。
痒みや痛みといった自覚症状もないことが多いですが悪化すると膿んだり、痒みを帯びて搔いてしまい広がっていきます。
ほっといてもいいの?
結論から言えば、年齢を重ねれば水いぼに対しての免疫がつくのでほっといてもいずれは、消失します。
ただ免疫がつくには個人差があって自然治癒には何年もかかる場合があり、その間に増えた水いぼ同士がくっついて巨大化してしまうことがあります。
また水いぼは特に害はなく、痛み・かゆみといった自覚症状もないことも多いですが、痒みを伴う場合もあり、痒い水いぼを搔いてしまった手で他の部位に触れてしまうことで広がってしまうこともあります。
治療は?
ピンセットによる摘除が一般的です。多少チクッとした痛みはありますが、注射ほどではありません。
当院では、摘除する際の痛みを和らげる麻酔のテープ(ペンレステープ)をご用意しています。摘除の60分ほど前に貼付することで効果が発揮されます。
☆摘除について
水いぼの摘除は予約制です。
麻酔テープの効果が十分発揮されない状態で順番を迎えることがないよう、優先的にご案内しています。
摘除は午前は9時30分~12時、午後は15時~18時までご案内をおこなっています。土日も午前中のみ行っています。
初回の摘除は、看護師がペンレステープの貼り方をお伝えし、1時間後に摘除致します。1時間待たれる間、外出して頂いても、院内で過ごしていただいてもかまいません。
2回目以降はご自宅でペンレステープを貼って来ていただいて、貼付して1時間後に摘除できるようご来院していただきます。
当日水いぼの診察に来ていただいた際でも摘除することは可能ですのでご相談ください。(お時間帯によっては当日摘除できない場合がございますので予めご了承ください。)
夏になるとプールがあったり、半袖・半ズボンで過ごし水いぼが気になる季節になるかと思いますのでご気軽にご相談ください😊