足の皮剥け気になりませんか?
7月も半ばとなり、暑さも厳しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑くなってくると、足が蒸れることで、足の指の間や足裏の皮剥けが気になる方もいらっしゃるかと思います💦
当院でも水虫かな?と相談にいらっしゃる患者様も多くなってきました。
水虫とは?
白癬菌というカビの一種が角層(皮膚)にすみついたために起こる感染症です。
足であれば足白癬、足や手指に感染した白癬菌が放置され、爪に広がる場合は爪白癬となります。
日本人の7人に1人は足水虫、13人に1人は爪水虫にかかっていると推定されており、特に高齢者に多くみられます。
痛み・痒みといった自覚症状がないため見過ごされがちですが、公衆浴場やサウナ・スポーツジムなどの床、
バスマット、スリッパなどが感染源になる場合や、家族などまわりの人から感染する可能性もあります。
症状
足白癬:足の指の間が白くふやける、小さな水疱ができる、皮むけがむける
爪白癬:爪が白色や黄白色に変色する、厚くなる、もろくなる
検査方法
患部の皮膚を少し採り、顕微鏡で白癬菌の有無を確認する方法が一般的です。
治療方法
塗り薬にはクリーム、外用液、軟膏などの種類があり、症状に合わせて使い分けられています。
爪白癬の場合、内服での治療を行う場合もあります。
外用治療のポイント
1日1回、毎日必ずお薬を塗りましょう。
入浴後に塗ると効果的です。
症状がよくなっても、医師の指示のある間はお薬を塗り続けましょう。
爪白癬の治療は、爪が生えかわる約1年かけて徐々によくなっていきます。
継続した治療が必要となります。
靴下や靴は、通気性のよいものを選びましょう。
バスマットや靴下は、こまめに洗濯し、共用は避けましょう。
また、白癬菌は、切った爪やはがれ落ちた足の皮の中でも生き続けます。
爪を切るときはまわりに飛び散らないように注意し、床や畳はこまめに掃除をしましょう!
夏は皮剥けが気になり来院される患者様が多くいらっしゃいます。
早めの御受診、治療が早期治癒に繋がります!!
おかしいなと思ったら、ぜひ1度ご相談下さい🌸