こんにちは、成増さくら皮膚科クリニックです☺🌸

今回は最近増えている蕁麻疹（じんましん）についてご紹介します。

 

★まず蕁麻疹（じんましん）とは

赤み（紅斑）をもった小さな皮膚のふくらみが突然できる病気です。

主にヒスタミンと呼ばれる物質により症状が起こります。

主な症状は赤み・ふくらみ、痒みです。

 

 

 

原因の7割は分からないと言われていますが、特定の刺激で起こるじんましんもあります。

いつの間にか消えて、別の場所に現れてはまた消えることを繰り返すのが特徴です😲

 

★治療方法について

〇原因となる刺激を避ける

〇薬物療法

が中心となります。

原因となる特定の刺激の例としては、日光、温熱、寒さ、疲れ、食べ物など様々です。

 

★薬物療法（抗ヒスタミン薬）による治療の進め方

❀①治療開始

毎日決められた量・回数・抗ヒスタミン薬を内服します。

❀②症状が軽くなってきたら

先生と相談しながら徐々に薬の量・回数を減らしていきます。

❀③症状がなくなったら

症状がなくなってもしばらくは薬を飲み続けることが大事です。治療を続けることでじんましんの病状を予防することができます。

 

ポイント！！

病状が軽くなっても薬を続けることが大事です🌼

 

★よくある質問

Q1　日常生活で気をつけることはありますか？

刺激を避ける、充分な睡眠をとる、ストレス溜めない、なるべく掻かないようにすることです。

Q2　診察時に症状がないのですが、どうすればよいですか？

症状が現れた時に、デジタルカメラ・携帯電話などで撮っておくことがおススメです。

 

最近は季節の変わり目の寒暖差もあり、受診して蕁麻疹が発覚することも増えています。

原因が食べ物や花粉などの可能性がある場合は当日にアレルギー検査（採血）も行うことができます！

原因不明の赤みやふくらみ・痒みが続くときはぜひお早めにご受診ください🌸